東広島の方より相続税についてのご相談

Q:相続税の申告が必要とわかりました。相続税について教えてください。(東広島)

東広島在住の50代の女性です。両親とは同居はしておりませんでしたが同じ東広島に住んでおります。先月末、82才だった父が東広島の病院で亡くなり、葬儀も済ませました。引退はしていましたが、生前父は自営業を営んでいたため、預貯金や株・土地などの資産があります。ネットなどで調べたところ相続税の申告が必要になるようです。葬儀の時、知人から相続税の申告には期限があると聞きましたので、相続の手続きを早々に始めなければならないと思いました。私自身初めての経験ですので、専門用語が多くてよく分からず、正直困っています。まずは相続財産の調査をしなければならないということは分かったのですが、そもそも相続税のかかる財産とかからない財産とは何でしょうか?(東広島)

A:相続税には課税される財産と非課税の財産があるので確認していきましょう。

相続税申告において財産調査をきちんとおこなうことは非常に重要です。財産の内容をきちんと把握していないと、相続税額を算出するための計算が正しくおこなえません。相続税の課税対象となる財産、および課税対象とならない財産は下記になります。

【課税対象の相続財産】
土地 、土地に有する権利、家屋、構築物、事業用・農業用財産、預貯金・有価証券、家庭用財産、乗り物、権利、みなし相続財産、相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与、その他

【非課税の相続財産】
祭祀財産(墓地・仏壇・仏具等)、生命保険金(※①)・死亡退職金の一部(※②)、公益事業財産、心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利、国などに寄付した相続財産、その他
※①相続人が受取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税
※②相続人が受取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税

適切な相続税申告をおこなうためには、相続手続きを一から順番に進めていくことをおすすめします。まずは戸籍を取り寄せ相続人の調査をします。続いて被相続人の相続財産の調査をしましょう。この時、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も忘れずに調査してください。

相続税に関するご相談について、相続税申告相談プラザ ひろしまでは、相続税申告の実績豊富な税理士が対応をいたします。東広島近郊で相続税について、ご不明なことやご心配ごとがある方は、お気軽に当相談所までご相談にお越し下さい。お客様の様々な事情をお伺いし、相続税の申告から納税まで専門的なサポートをさせていただきます。